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ライゾウとは?

ライゾウとは、漫画『ONE PIECE』に登場するキャラクターです。

以前から名前は出ていましたが、第817話”霧の雷ぞう”にて、ようやく本人が登場しました。

最近登場したキャラクターであるため、まだ謎が多いライゾウですが、ここでは現在判明している事をご紹介します。

ライゾウはワノ国の忍者であり武人。

忍者というと鍛え抜かれた全身を黒装束で覆い顔も覆面で隠すというまさに「闇に生きる者」というイメージが強いのですが、ライゾウは昔のギャグ漫画のような大きな頭に短足、歌舞伎に登場しそうな派手な出で立ちと、外見でいうと従来の忍者のイメージからは程遠いキャラクターです。

そして、侍の錦えもんやカン十郎と共に、ワノ国「九里」の大大名「光月おでん」に仕える家臣の1人でした。

ところがある日、四皇の1人「百獣のカイドウ」ことカイドウ、そしてカイドウと組んだワノ国の「将軍」により、彼らの主君おでんは処刑されています。

何故かと言うと、おでんはかつて「海賊王ロジャー」と共にラフテルに辿り着き、「世界の秘密」を知った人物だったからです。

さらにカイドウらによってワノ国はほぼ制圧されてしまい、ライゾウは主君を守れなかった無念の思いを胸に、仲間の錦えもんとカン十郎、そしておでんの遺児モモの助と共に海へ出ることに。

彼らが目指したのは「ゾウ」。ゾウに住まうミンク族は古くから光月家と固い契りを交わしており、ミンク族を束ねる2人の王「イヌアラシ公爵」と「ネコマムシの旦那」は、おでん直属の家臣でもありました。

彼らに助力を乞い、主君の仇を討ち、カイドウと将軍に制圧された国を救うこと、そしておでんの悲願でもあったワノ国の開国を果たすのが海に出た目的でした。

ところがおでんから世界の秘密の情報を聞き出せなかったカイドウ達が、今度は彼らから情報を聞き出そうと追手を指し向けてきたのです。

そこでライゾウが殿を引き受け、モモの助達を逃がしたのでした。その後、どうにか追手を食い止めるのに成功したらしい彼は、モモの助達に先行してゾウへ到着しましたが、そこへカイドウの部下ジャックが攻め込んできたのです。

「ライゾウを差し出せ」という彼らにミンク族はライゾウを密かに匿い、「ライゾウなど知らぬ」としらを切り通し戦闘となります。

一族全員が戦士だという戦闘民族でもあるミンク族は、最初の方こそ果敢に戦いましたが、ジャックが所持していた化学兵器によって壊滅状態に追い込まれます。

さらにジャック達は彼らを拷問にかけ街を破壊します。それでもミンク族はライゾウを隠し通しました。

一方のライゾウですが、ジャック達に気づかれないように厳重に保護された上、動けないように頑丈な鎖で拘束されていたため、どうすることもできませんでした。

その後、先行してドレスローザからやって来たナミ・サンジ・チョッパー・ブルック・モモノ助、そして捕虜のシーザーによってミンク族は救われました。しかし、ライゾウのことは彼らにも伏せていました。

そして、ナミ達にさらに遅れてやって来たルフィ達に錦えもん達が同行していたことで、ミンク族はルフィ達に真相を打ち明け、ライゾウの元へと案内するのでした。

外部の情報を遮断されていたライゾウでしたが、ミンク族の皆が大変な目に遭っていたことは、食事を運んできた者達が皆ケガをしていたことなどから察しており、ルフィ達が来た時には、涙で顔をグシャグシャにしていました。

錦えもん達の無事な姿を見つけ、喜ぶライゾウでしたが、初っ端から「(ライゾウの外見が)忍者のイメージと違う」と言ってきたり、「忍術を見せろ」「ニンニン言ってくれ」などと矢継ぎ早にリクエストしてくるルフィ達に戸惑います。

ワノ国は世界政府に加盟しておらず、鎖国しているそうですが、忍者についてはかなり広く知られているようです。

ただ、リクエストの内容がかなり偏っているのを考えますと、漫画や物語といった創作の世界を通してのものなのかもしれません。

初めはリクエストを断ったライゾウですが、がっかりするルフィ達を見て、次々と忍術を繰り出していきます。結構お人好しなところがあるようです。

また、ウソップに体型のことを言われて「くの一達にも振り向いて貰えぬこの体型」と自分で言ってしまったり、「モテ期は来ねェが無敵の忍者」という見得を切る時の台詞からは、モテないことをかなり気にしてる様子がうかがえます。

無残に破壊されてしまった国を見て、涙しながらこれに報いる働きをすることを誓うライゾウ。

その後、ロードポーネグリフの話と、彼ら侍達が追われている理由を話す中で、錦えもん達と共に、主君の最期を思い出して再び涙を流しています。

その後ジャックに来襲されましたが、無事に撃退し、それぞれ目的別に分かれて行動することになりました。

ライゾウは侍達と、ルフィを除くドレスローザで戦ったメンバーと共に、先にワノ国へ向かうようです。

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ライゾウの作中の名シーンをピックアップ

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登場回数が少ないため、名シーンと呼べるものは少ないのですが、彼の人となりを示す良いシーンはちゃんとあります。まずは、初登場時。頑丈な鎖でガチガチに拘束された姿というインパクトの大きい登場シーンでした。

「なぜ拙者を敵に渡さなんだ!!! メシ運びの者達は皆ケガをしておったぞ!!!」
「国は無事を聞き申したが・・・!!!真か!!?」
「もし偽りならばこの雷ぞう貴様を恨むでござるっ!!!」

と涙と鼻水で顔を濡らしながら訴える様子から、自分の身よりも仲間を思う性格であることが分かります。その後すぐに錦えもん達の姿を見つけて、無事だったことを喜ぶ姿も印象的です。

次は、ルフィ達のリクエストを一度は断るものの、がっかりしたルフィ達を放っておけなくて、結局忍術を披露するところ。

お人好しでノリも良い性格であることが分かります。しかも、煙遁の術(忍法やってくれと、ルフィ・ウソップ・チョッパーからリクエスト)

→分身の術(ローのリクエスト)
→手裏剣(ルフィのリクエスト)
→巻物加えて「忍!!忍!!!」(不明。おそらくルフィのリクエスト)

と、ここまでの流れをスムーズに、しかも大体のリクエストに応えているのが凄いですよね。

応えてないリクエストは「滝に打たれる」「土遁」「火遁」「水遁」「竹の成長に合わせてジャンプする」「天井裏に潜んで槍で突かれる」など、その場では無理なものがほとんどでしたから、その場で可能なリクエストが他にもあったら、それをやってくれただろうと思われます。

そして破壊された国の様子を見て、自分が来た頃はこうではなかった、と泣きながら必ずこれに報いる働きをすることを誓うシーンです。

ナミ達が来たことで、最悪の事態は免れましたが、それでも自分を庇った結果の、あまりの被害の大きさに、どれほど打ちのめされているのでしょうか。

しかし、それを背負い、必ず報いることを誓う強さと優しさが、ライゾウと、錦えもん達ワノ国の侍にはあることを改めて感じさせてくれるシーンです。

まだ数回しか話に登場していない上に、話の舞台がライゾウとは別行動を取るルフィ達に移ったため、しばらくは出番がないライゾウですが、再び登場した時にはきっと、感動する名シーンをたくさん見せてくれると思います。

ライゾウ激怒の忍者象はどうして広まったのか?

ゾウを目指す途中で、カン十郎からライゾウが忍者だと聞いたルフィ達は、目を輝かせて「ニンジャなのか!!?」と問い返します。

他人にはあまり関心がなさそうなゾロやローまでもが同じような反応でした。その後、ライゾウに出会う直前と会った時に、ルフィ達がイメージしていた忍者の姿が出てきます。

全身黒装束の細身の男性が、煙幕の中で印を結んでいたり、手裏剣や鎖鎌を用いていたり。その姿は時代劇や映画などで見る忍者のイメージとそう変わりません。

ライゾウへのリクエストの内容から考えると、姿だけではなく能力なども、講談や漫画など創作物で見る忍者のイメージと同じようなものが世間一般に知られていると推測されます。

しかし、ここで謎が生じます。ライゾウの出身国であるワノ国は、長く鎖国状態にあり、内部の情報は外に出にくいとされています。

そんな国の職業(?)が、どうして広く知られているのでしょうか。しかも情報に疎いルフィやチョッパーまでもが知っているのは何故でしょうか。

それについては『ONE PIECE』に登場する2つの物語がヒントになっていると思います。

『うそつきノーランド』と『海の戦士ソラ』。

前者は北の海で昔から読まれていたという童話絵本で、後者は『世経(世界経済新聞)』に掲載されていた絵物語。この2つに共通しているのは「実話を元に作られた物語」だということです。

同様に、忍者についても彼らのことをモデルにした絵物語が存在していると考えられます。

出身がバラバラなルフィ達が全員知っていたことから考えると、かなり広範囲に普及している、非常に人気の高い絵物語なのではないでしょうか。

新聞を読まないルフィが知っているのを考えますと、新聞に掲載されたものではなく、絵本などの可能性が高そうです。

また、ルフィ達のはしゃぎぶりやフランキーの「男ァみんな忍者が好きなのさ!!!」という台詞から、内容は忍者が派手な忍法や忍術で大活躍する、現代の講談や漫画のようなものであると考えて良いと思います。

そして、鎖国しているワノ国から何故忍者の情報が外部に出たかについてですが、これもこれまで出てきている情報から考えると鎖国しているとは言っても完全に閉じた状態ではないことが見えてきます。

555話にてエースを救出しようとしたリトルオーズJr.の回想の中で、エースが彼に手作りの笠を贈るシーンが出てきます。

この中で、エースは笠の作り方をワノ国で習ったと言っています。エースがどのようにしてワノ国へ行ったのかは明かされてはいませんが、彼がワノ国へ行ったことがあるのは確実でしょう。

また、海賊になる前はとある王国で護衛戦団の団長を務めていたというブルックと、ある時代の悪の代名詞とされた王族ヴィンスモーク家の出身であるサンジは、ワノ国についてある程度の知識を持っていました。

これらの事実からも完全に外部との交流を遮断しているという訳ではなかったことが分かります。この状況はワノ国のモデルとなっているのでは、と言われている江戸時代の日本を想像すると分かりやすいかと思います。

江戸時代の日本は「鎖国政策によって完全に国を閉ざしていた」というイメージが強いのですが、長崎の出島でオランダと貿易をしていた事実からも分かるように、実際のところは、制限をかけていたものの、完全に海外交流の道を絶っていた訳ではありませんでした。

余談ですが歴史研究でも見直しが進んでおり、最近の教科書では鎖国という言葉を使用していないものもあるそうです。

そして海軍本部。マリンフォードにあった旧海軍本部は、瓦葺きの屋敷で内部に畳敷きの座敷があった和風建築の施設でした。また、お茶請けのお菓子におかきやせんべいがあるなど、和風文化が色濃いところでした。

さらに前海軍元帥のセンゴクやサカズキ(赤犬)など、名前が和風であることからワノ国か、それに近い文化圏の出身者ではないかと言われているキャラクターもいます。

海軍以外では、ゾロの最初の剣の師であるコウシロウ、白ひげ海賊団の16番隊隊長のイゾウなどがワノ国の出身者ではないかと一部では噂されています。

ワノ国も未だ全容が見えない国ですのでほとんどは推察でしかありませんが、完全に絶っていなかったところから情報や文化などが流れていき、やがて忍者という絵物語のモデルとしてうってつけの存在が活躍する創作物が生まれるようになったのではないでしょうか。

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ライゾウのモデル?

登場回数が少ないため、まだよく分からない点が多いライゾウですが、名前のモデルとなった人物がいるのでは?と言われておりますので、それについてご紹介します。

ライゾウの名前のモデルではないかと言われている人物は市川雷蔵さん(八代目)。

日本の歌舞伎役者・俳優で、1960年代には勝新太郎さんと共に大映の二枚看板として活躍、ファンから「雷(らい)様」と呼ばれていた時代劇の大スターでした。

市川雷蔵さんの代表作と言うと、柴田錬三郎先生の時代小説に登場するニヒルな剣士「眠狂四郎(ねむり きょうしろう)」を思い浮かべる人が多いのです。

しかし、実は村山知義先生原作の時代小説を映画化した本格派忍者映画『忍びの者』シリーズにて、主役の石川五右衛門や霧隠才蔵ら忍者を演じていました。

この『忍びの者』は1962年に映画化された作品ですが、それまでの荒唐無稽な忍術が飛び交う忍者映画とは一線を画すリアリズムと、権力者達の争いの犠牲者という視点を持ち込んだ傑作として大ヒットしました。

シリーズ化したばかりか、戯曲やテレビドラマにもなり、さらには他の映画会社でも忍者映画が作られるようになったというのですから凄いですね。

いわば忍者ブームの火付け役となった映画の主役を演じた俳優ですので、少なくとも当時は忍者=雷蔵といったイメージを持たれていても不思議ではないと思います。

『ONE PIECE』の原作者尾田栄一郎先生は、大変な映画好きとして有名で、時代劇にもかなり精通しているそうです。海軍の旧三大将こと赤犬・黄猿・青キジの3人のモデルが往年の名優達であることは有名ですね。

最近登場した新たな海軍大将藤虎も、勝新太郎さんが演じた「座頭市」がモデルになっていますし、名前のみ登場しているもう1人の新大将緑牛も、ファンの間では往年の名優達の誰かがモデルになるだろうと予想されています。

そんな尾田先生ですから、おそらくライゾウの名前の由来は市川雷蔵さんとみて良いのではないかと思います。ただ、美男俳優で有名だった雷蔵さんに対して、ライゾウは「イメージと違う」と言われてしまう容姿の持ち主。

女性には全くモテてないようで、本人もそのことをかなり気にしてるようでした。ライゾウの心情としては、どうせなら名前だけでなく、容姿もモデルにして欲しかったかも?

ライゾウの意外と知らないうんちく

忍者であり、武人とも言われているライゾウ。戦闘シーンはなく強さのほどもまだよく分かっていませんが、戦闘スタイルは忍者らしく忍法・忍術主体でしょう。

強さについても錦えもんとカン十郎の2人がライゾウが既にゾウに到着していると信じていたことから、かなりの実力者であることが予想されます。

そこで、ライゾウがルフィ達に披露した術の数々を中心に、忍法や忍術についてのうんちくをご紹介します。

まずルフィ達に披露したのは姿を隠す「煙遁」、いくつもの分身を出す「分身の術」、手裏剣を自在に飛ばし、壁に忍の字を描いてみせた「華手裏剣」。

これらを難なくやってのけていることを見ると、一般に忍法・忍術として知られているもののほとんどは既に修めていると見て間違いないと思われます。

忍法・忍術として有名なものの1つで、ライゾウも披露していた「分身の術」。これは一般には素早い体捌きなどで、自分が複数いるように相手に錯覚させる術のことです。

ただし、漫画やアニメなどでは、実体のある本物の分身を作り出す術として表現されることもあります。

ライゾウの「分身の術」も残像を利用したものではなく、本当に実体のある分身を出しているのかもしれません。錯覚を起こさせる術でもう1つ有名なのが「変わり身の術」です。

漫画やアニメなどでは攻撃を受けた瞬間に近くにある丸太などと場所を入れ替えるという風に描写されることが多いのですが、元々は丸太などを自分に化けさせて身代わりとし、それを敵に攻撃させて隙をつくといった使い方をする術なのだそうです。

衣服など、丸太を使用しない身代わりの術は「空蝉の術」と呼ばれます。ライゾウがルフィ達に披露した術の中にはありませんでしたが、既に修得していると思われます。

そして「遁術」。ライゾウへのリクエストにも出てきた「火遁」「水遁」「土遁」の他にも「木遁」「金遁」などがあります。

これらの術も漫画などの創作では、とてつもない量の火や水を敵にぶつけるといった、派手な攻撃術のような描写をされることがあります。

ですが、「遁」という字には「何かに身を隠して逃げる」という意味があります。このことが示すように、本来は敵の目をくらませたり、敵がいなくなるまで身を隠すために使用する術なのです。

例えば「火遁」なら、火薬などを使って煙幕や炎上を発生させ、そちらに相手をそらします。

「木遁」は樹木などを利用して身を隠すのが主ですが、材木などを崩してバラまくことで追手を足止めするといったことも当てはまります。

ライゾウがルフィ達に見せた「煙遁の術」は、煙で姿を隠す術でしたので、遁術としては王道であると言えますね。

他にも雪道で使う「輪かんじき」のような道具を用いて水上を渡る「水蜘蛛の術」や、相手の影に手裏剣を当てることで相手の動きを止めてしまう「影縫いの術」、そして講談などでもお馴染み、動物などを呼びよせて使役する「口寄せの術」なども忍法として有名です。

そして、体術や柔術、手裏剣術や剣術など、武器を用いて戦う武術も忍者には重要な技術です。ライゾウも見事な手裏剣術を披露していましたね。

ライゾウの出番はしばらく先の話になると思いますが、これらの代表的な忍法・忍術を駆使して戦うことは想像に難くありません。

それに、彼だけが使えるオリジナル忍法を持っているという可能性もあります。それらを確かめるという意味でも、ライゾウの再登場が待ち遠しいですね。

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