QムービーTOP > アニメ > エヴァンゲリオン

葛城ミサトとは?

ストーリーを支える葛城ミサト

人気シリーズとなり、20年以上に渡って進展のある『新世紀エヴァンゲリオン』ですが、メインキャラクターとなるチルレンを支える葛城三佐こと葛城ミサトも忘れてはいけないキャラクターです。

劇中での役割

第壱話から登場しており、サード・チルドレンとして見出された碇シンジを迎えに行く役割を果たしたことから出会いが始まり、公私共々シンジやチルドレンのサポートを続けていくことになります。

上に立つゲンドウと下のチルドレンらに挟まれ、立場に苦しみながらもネルフの名スタッフとして、激動の瞬間に立ち会っていくことになります。

また、新劇場版では同じネルフのスタッフですが、その活躍はかなり過激なものにまで達している場面もあり、名キャラクターたるゆえんを改めて証明してくれました。

ネルフの登場人物はいずれも大人で、チルドレンらとの違いを示すポジションでもあるのですが、理知的にドライな赤城リツコや寡黙すぎる冬月副指令、やや年上でまだ話が通りやすいオペレーターたちと比べて、最も距離が近く、心理を理解しやすいのがミサトでした。

性格

内向的だったり精神的に未熟だったりするチルドレンらを引っ張っていくだけあって、活発かつ論理的にものを考えることが出来る、行動派の大人と言えます。

恋人だった加地リョウジとのやりとりは仕事を離れた一個人としての面が浮かぶところもありますが、公私を割り切って仕事に励む姿は感情的なだけでない大人の姿がうかがえます。

プライベートではビールを嗜んだり、ペットのペンペンと暮らしている場面など、生活的な一面も多く露出するのが特徴で、チルドレンもミサト宅によくお邪魔しては会話することも多く描かれています。

シンジにとっては家のような場所になっており、母親のように面倒を見ているキャラクターとしてミサトは描かれていました。

私生活においてはだらしなく、仕事での反動が一気に出ているのか、そこら中で寝たり、朝からビールを飲んだりと、ラフなスタイルが目立ちます。

ゴミ出しなどをシンジにさせるなど、慎ましくないその生活もシンジの几帳面な性格と対になっているようでした。

セカンドインパクトの唯一の生存者

ネルフの人物として描かれるため、あまり結成以前の過去は話題にならないキャラクターですが、その経歴は『エヴァ』の世界設定のカギとなるセカンドインパクトと呼ばれる大災害から生き残った唯一の人間であるなど、重要なポジションにあることがわかります。

少女時代に科学者である父に同伴するも、セカンドインパクトで自分以外の全てを失ったミサトは、現象に大きく関わる使徒に対して強い憎悪を抱いています。

ネルフのサード・インパクト防止および使徒せん滅の作品に取り組むことで、過去を清算するべく指揮に当たります。

真相に近づいていく

しかし、ネルフ上層部の本来の目的などは知らされておらず、次第に疑念が湧く中でチルドレンやネルフの人々との間に立ちながらも、件の真相に触れんと奔走することになります。

早くからネルフやゼーレの陰を感知しては、シンジらに危険が及ばないように手を回すなど、鋭い面がここで発揮されることになります。

これらがテレビシリーズから劇場版通して共通する、バイオグラフィーとなります。シンジの心の支えの一つでもあるため、その設定一つで大きな変化をもたらすほどの存在で、テレビシリーズ以降の変化を比べてみるのも面白いでしょう。

新劇場版「Q」

新劇場版では細かい設定変更があり、進むにつれてポジションは激変します。まず最初の変化にネルフ内でも少し上の地位(階級自体は二佐)にあるせいか、リリスが保管されている重要機密エリアへの立ち入りも可能になっていることが挙げられます。

全体的に温和な性格になっており、厳しさの裏に優しさを持つ性格だった旧シリーズと比べて、落ち着いた雰囲気のキャラクターとなっていました。

新劇場版が進むにつれ、昇進を重ねており、『Q』では大幅なシナリオの変更に伴い、立場も大きく変わりました。

長い年月を経ての新たな組織の長となったミサトは、司令官に必要とされている冷酷な決断力をも有しており、これが『Q』を象徴する大きな変化の一つとして話題になっています。

まとめ

名前の由来は『エヴァ』シリーズの人物多くに共通するように、苗字は日本海軍が所持していた航空母艦・葛城からとられています。

愛車はフェラーリで、ドライビングテクニックが一流であることは第壱話でも証明されていましたが、車を始めとして色々な技術に長けているのも特徴でしょう。

また、ディティールが徹底している『エヴァ』では、色々なブランドがミサト越しに見て取れます。

例えば車はフェラーリ、ビールは恵比寿、銃器も実在の物をデザインするなど、ミリタリーに関しても拘る庵野監督及びスタッフの細かい気配りが伺えるでしょう。

身に付けているペンダントは父の形見でしたが、劇場版終盤でのシンジとの会話の最後に、これを託して自らは去っていきます。

エヴァ 登場人物&用語一覧」へ

葛城ミサトの新劇場版『Q』での変化とは

08643-evangelion_thumbnail

シナリオが大きく変わることになった新劇場版『Q』では、冷酷な司令官という役割になり、旧来のファンを驚かせました。

碇ゲンドウや冬月副指令といった人物以外で結成された反ネルフ組織・ヴィレのトップとなったミサトは、そこで持ち前の豪胆な決断力に加えて、的確な指示を放つ権限を持つようになり、新たな一面を見せます。

サード・インパクト手前の現象を起こす原因となったシンジに対しては、厳しく冷たい面を向けるなど、さながらゲンドウのようなポジションになってしまいましたが、ここぞという時には心配するなど、母親のような立場は変わっていません。

しかし、旧体制から変わった司令官としての貫禄は凄く、アスカなどもその作戦の非情さに驚くこともありました。

ネーメジスと呼ばれる敵との戦いでは、空中浮上を用いて突撃させるなど、基地であるAAAヴンダーを全体を危険にさらしつつも勝利する過激な作戦を実行して、見事に勝利するなど勝負強さも見せています。

ファッションも変わっており、ロングヘアとサングラスを着用しているのは大きな違いでしょう。他のメンバーと微妙に異なる衣服や装飾品の装着など、ディティールもよく見ると楽しみがあります。

『Q』はそれまでの新劇場版とは全く違うシナリオや新キャラクターが登場しましたが、ネルフ司令部側の人間の立ち回りなどは大して変わらないことが殆どでした。

ミサトはその傾向を突き破った例として顕著で、『Q』での新たな司令官としての登場は新劇場版を名乗るにふさわしい采配と言えるでしょう。

葛城ミサトの名シーンを追う

名場面も多いミサトですが、『Q』のように破天荒且つ旧来のモデルとは異なる立場になったのは、テレビシリーズなどで築いてきたイメージがあるからこそでしょう。

シンジを自前の車で迎えに来ては、落ちてくるビルの破片を避けつつ、ネルフ本部に届けるカーチェイスも最初からインパクト抜群ですし、プライベート時のラフな姿も記憶に残ります。

ペットのペンペンと暮らしている場面も印象深く、ミサトの手料理を食べて悶絶してしまうシーンは日常パートとして人気のあるくだりです。

決め台詞

何といっても「エヴァンゲリオン初号機、発進」で、特撮がモデルの一つとなっている『エヴァ』ではこれがバンクシーンにあたります。

お決まりの光景を担う司令枠として、欠かせない存在を証明するシーンと言えるでしょう。

加地リョウジの死を悟るシーン

シナリオが大きく動き、陰謀にも気付いていくようになったミサトですが、かつての恋人であった加地リョウジの死を悟った時に泣き崩れるのも名場面の一つです。

そして、ここからテレビシリーズ終盤~劇場版にかけて、多くの名シーンが登場することになります。

シンジとの別れ際の名シーン

シンジとの別れ際に彼を叱咤し、キスをするシーンは母親や恋人など、多くのポジションを兼ねていた彼女にしか出来ない行動です。

シンジに対しては異性全般のアプローチを行なっていた唯一のキャラクターで、言葉や時には過激な慰めを匂わせるシーンもありましたが、曖昧に描かれているのでそこはファンの間での語り草となっています。

クライマックスでシンジを叱咤激励した後、ネルフ基地を襲う戦略自衛隊らに突撃し、銃器を利用して次々と相手を倒していくなど縦横無尽の活躍を見せましたが、シンジから銃弾を庇ったことでその命を落とします。

新劇場版「Q」

劇場版ではネルフのスタッフの一人として命を落としたミサトでしたが、その枠は新劇場版で大きく飛び越えられることになるのでした。

このシーンはコミック版でも準拠したものになっており、戦略自衛隊相手に戦うところまではほぼ一緒です。違いは手りゅう弾を用いた突撃になっており、身を挺してシンジを守って送り出すように描かれています。

漫画版ではテレビシリーズの設定を厳守するような描かれ方で、指揮を贈るシーンなどが事細かに描かれています。決断に一喜一憂する様も指令を送る立場ならではの行動と言えるでしょう。

『Q』ではやはりAAAヴンダーの突撃に代表される、大胆な行動です。作戦に関しては冷徹で確実性を重んじる思考でしたが、そこは過去のキャリアから続くアグレッシヴな性格が見て取れます。

『Q』の名シーンとしても数えられる、派手な突撃はファン必見のシークエンスとなっているでしょう。

新劇場版では新たなシーンも投入されており、シンジに対して命令違反を指摘した後に司令官としての自分の手腕を疑ったり、『Q』ではシンジに対して冷たいながらも、『破』以前の日常がもう戻らないことを告げるなど、シビア且つ慈愛を感じさせる一面も見せています。

このような細かいシーンが重なって印象深いキャラクターとしているのは、新劇場版ならではで、見せ場の種類も大きく変わったのがミサトの特徴と言えます。

エヴァ 登場人物&用語一覧」へ

葛城ミサト演じる声優、三石琴乃の活躍

葛城ミサトを演じる声優、三石琴乃は多数のアニメにも出演する名優として知られているベテランですが、ミサト役はこれまで演じてきた中でもかなりの知名度を誇るようになりました。

セーラームーン

古くは『セーラームーン』の月野うさぎといったキャラクターが有名でしたが、大人の女性で少年少女をリードしていくポジションは新鮮で、リアリティのある『エヴァ』の世界観にもマッチしていたのは流石の一言です。

指令時のシビアな態度やピンチに陥った時の切迫した演技にはじまり、プライベート時の奔放な態度など演じ分けも優れており、劇場版クライマックスでのシンジとの会話なども、それまでのキャラクターを維持しつつ、大事な場面にこれ以上ない程にふさわしい演技となっていました。

『Q』での新たな側面を見せた立ち回りでも同様に凛とした演技を見せており、葛城ミサトそのものに合わせて、難なく台詞を披露していたのも記憶に新しいです。

予告ナレーション

また、テレビシリーズの次回予告ナレーションも担当しており、謎が謎を呼ぶ『エヴァ』の世界の入り口を少しだけ開いていく役割を毎回果たしていたのも忘れてはなりません。

次回予告のシメの「サービス、サービス」は本編では聞けないながらも名台詞の一つとして多くの人に記憶されているものの一つです。

このようにストーリーだけでなく、本編外の部分でも三石氏の声は『エヴァ』を牽引していく役割を持っているともいえ、本作には欠かせない存在であったことはテレビシリーズの時点で証明されていました。

キャスティング

当初からイメージしていた声優ではありましたが、実際に決まるとは思われていなかったらしく、不思議な縁もあっての采配となりました。

結果的に変わりがあり得ない程のキャラクターと声優という関係になったことは今日での人気を見れば、明らかでしょう。

90年代の三石氏はミサト的なキャラクターを多く担当しており、頼れるお姉さん的存在を演じさせれば右に出る者がいない程の存在感です。

意外と知らない葛城ミサトの他のポジション

パラレルの設定が目立つ『エヴァ』のスピンオフでは、多彩な役割を見せてくれるのがミサトです。

漫画版では加地との関係が進展しているものがあるなど、微笑ましい場面もありますが、ゲームではとくに滅茶苦茶な展開と役割を見せるもので、ファンの度肝を抜くような立ち回りを見せてくれることもあるでしょう。

三石琴乃氏による演技も、その役と状況によって幅を広げ、あらゆるシチュエーションに対応しているのが流石と言えます。

新世紀エヴァンゲリオン2

ストーリーの補完を行なう珍しいタイトルで、分岐次第では死亡せずにチルドレンのサポートをとってくれるというルートが見られます。

名探偵エヴァンゲリオン

完全パラレルの異色ストーリーが楽しめる『名探偵エヴァンゲリオン』をはじめとした学園だけが舞台になっているシリーズでは、シンジたちの教師のような役割を見せるほか、『名探偵』では特定のルート分岐次第で何と敵として対立することもあるなど、何から何まで予想外の展開が待っています。

他のゲームでコラボした時も、司令官という立場から多彩な台詞や役割を見せてくれます。

スーパーロボット大戦

他作品のキャラクターの名を呼ぶなど、司令官キャラならではのコラボレーションでファンを喜ばせてくれます。

特に声優が同じことでイベント上の絡みが多い『GEAR戦士電童』のベガとのやりとりはユニークで、ベガがミサトの台詞であるエヴァンゲリオン発進の指令を出すなど、ファンに通用する演出も確認できます。

その性格から、多くの少年少女キャラクターに慕われる展開が多く、子守のような場面も見せてくれるなど、シナリオパートでの活躍が多く用意されているキャラクターになっています。

鋼鉄のガールフレンド2nd

コミック版でもパラレル的な展開を見せるものがあり、『新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd』では加地との交際が進んでいるなど、意外なシーンも見られます。

碇シンジ育成計画

セカンドインパクトを体験していない設定になっていますが、それ以外はおおむね一緒のものになっており、よりプライベートの生活に焦点が当てられることで、珍しい部分を多く見せてくれます。

まとめ

基本的にどのスピンオフでもシンジの心情を察したり、発起させたりする推進力のような役割を演じてくれるため、物語上非常に動かしやすいキャラクターであることがわかります。

アレンジされたシナリオを楽しむ際は、ミサトの動向に注目してみると、より楽しめるかもしれません。

新劇場版で大きく様変わりしたといっても、破天荒な設定はスピンオフならではで、教師として登場する学園モノのスピンオフに代表されるやりとりとポジションは、ミサトというキャラクターだからこそ出来る内容と言えます。

それを可能にする三石琴乃氏の演技もさることながら、年上の女性という設定はそれだけチルドレンが肝である『エヴァ』において重要なステータスなのでしょう。

エヴァ 登場人物&用語一覧」へ

攻略wikiへ

マイクラ攻略wikiへ DQB攻略wikiへ パズドラ攻略サイトへ モンスト攻略サイトへ DQMSL攻略サイトへ 星ドラ攻略サイトへ グラマス攻略サイトへ

関連記事

© 5Q 2015

運営会社